Venus Series UM790Proは金属製ケースからプラスチック製ケースへの変更！！その変化は？

MINISFORUMは、最新のAMD Ryzen™ 9 7940HSを搭載したミニパソコン、Venus Series UM790Proを発売しました。UM790 Proは金属製のボディを採用し、非常に質感の高い外観で、豊富なインターフェイス、新しいグラフィカルなBIOS画面、RAID機能により、ミニPCユーザーの注目を集め、同じAMD 7040シリーズPCの中でも大きな話題となりました。

しかし、多くのユーザーからUM790ProのWIFIの信号が弱く、ニーズに応えられないとのフィードバックがあり、社内で検討した結果、金属製ケースをプラスチック製に変更し、金属ケースがWIFIの信号を干渉することを改善されました。

外見

まず、外観を見てみると、金属製フレーム＋大型通気孔に囲まれ、金属製トップケースはプラスチック製トップケースに変更され、インターフェイスの配置は変わらず、ハードディスクとメモリーを冷却するファンがボトムカバーに取り付けられています。

プラスチック製トップケースに交換した後のパソコンの重量は606gで、以前の金属製トップケースに比べて軽くなっています。

旧バージョン

新バージョン

パワー

UM790 Proは、AMDの2023年モバイル向けフラッグシップ・プロセッサーであるR9 7940HSプロセッサーを搭載し、8コア16スレッドを備えています。オリジナルの1TB SSDのデータは、PCIE 4.0X4標準スピードのSSDで以下の通りです。

Cinebench R23テストでは、マルチコアで17,704、シングルコアで1,833という素晴らしいスコアを出しました。

一方、3DMRKのCPUとGPU部分は、図表に示すように、様々なテストで非常に優れたスコアを出します。2023年に最もパワフルなコアグラフィックスとして、780Mはグラフィックス処理に効率的なサポートを提供します。

オフィス、エンターテインメント、プロフェッショナルグレードのアプリケーションなど、複雑なタスクや大規模なソフトウェアの処理に優れています。

一方、3DMRKのCPUとGPU部分は、図表に示すように、様々なテストで非常に優れたスコアを出します。2023年に最もパワフルなコアグラフィックスとして、780Mはグラフィックス処理に効率的なサポートを提供します。

オフィス、エンターテインメント、プロフェッショナルグレードのアプリケーションなど、複雑なタスクや大規模なソフトウェアの処理に優れています。

放熱

放熱性は、ミニパソコンの品質を判断する重要な基準です。UM790 Proは液体金属冷却ソリューションを採用し、作業温度を効果的に低下させ、高負荷作業中でもパソコン本体の安定性を確保することができます。

室温24℃でのストレステストにおいて、CPUとGPUのパフォーマンスと放熱能力をテストしました。結果は以下となります。

25分間のテストの間、CPUの消費電力は最高レベルの65Wを維持し、温度は75℃に制御しています。冷却効率と性能の解放はかなり強いと思います。

また、アイドル時と全負荷時の消費電力をテストしたところ、UM790 PROの消費電力はアイドル時で約8W、全負荷時で103Wとなります。 付属の120W電源アダプターは、パソコンをサポートするには十分です。

RAID 0を設定

UM790 Proに1TB SSD 2本を取り付け、RAID 0を設定してパフォーマンスをテストしました。

RAID 0に設定すると、2本の1TB SSDが併せて2TB SSDとなり、読み込みと書き込みの速度はほぼ2倍、スピードは非常に速くなります。温度とCPUの消費電力はほとんど変化なし、しかし、この場合、SSDの1本が故障すればすべてのデータが失われるリスクがあります、RAID 0のセットアップにはこの点を注意する必要があります。

上記以外、UM790 Proは、高速データ転送とマルチ画面出力をサポートするUSB4ポートを2つ装備し、eGPUドックに接続することで、さまざまなデバイスに接続することができます。特に、搭載しているUSB4ポートがPD給電に対応しており、パソコンを駆動するのに必要なPD電力はわずか65Wです。

実際の使用中、UM790 Proは優れた安定性を発揮し、 パワフルなプロセッサー性能により、オフィスやエンターテインメント、軽いゲームでも、快適でスムーズな操作が可能です。